熱の侵入を抑え暑さを軽減。
屋根の色彩・光沢を保持。

スーパーシャネツサーモF/Si

スーパーシャネツサーモF/Si

チタン複合特殊無機顔料の使用により高い遮熱効果を発揮する屋根用塗料。
優れた耐候性で、屋根の色彩・光沢を長期間美しく保持します。

遮熱性

高い日射反射率で室内の温度上昇を抑える

■顔料別平均日射反射率

スーパーシャネツサーモF/Si

近赤外線を反射し、
表面温度の上昇を抑える

通常の屋根用塗料/Si

近赤外線を反射しにくく、
表面温度が上昇する

太陽光の波長のうち温度上昇の原因となるのは近赤外線(波長:780~2500nm)。
スーパーシャネツサーモF/Siは特殊無機顔料の使用により近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成。屋内の温度上昇を抑え、生活環境の快適化に貢献します。

※建物構造・断熱構造・開口部(ガラス窓等)の大きさ・数によって温度変化の程度に差が出ます。

遮熱性の秘密

黒色無機顔料の平均日射反射率(%)

遮熱性の秘密のグラフ

通常屋根色として人気のある「黒」や「紺」「緑」などの明度の低い色は近赤外線を多く吸収し温度上昇しやすいのが特徴です。
スーパーシャネツサーモF/Siで使用しているチタン複合特殊無機顔料は、通常の低明度の色に使用されるカーボンブラックなどの顔料よりも近赤外線を効果的に反射する性質があるため、温度上昇を抑えることができます。

実際の現場でも
効果が確認されています

遮熱性比較

■物件データ

  • ・所在地:福岡県筑後市
  • ・色:9112 エバーグリーン
  • ・施工日:2016年6月29日
  • ・外気温:29℃

サーモグラフィーにて撮影

表面温度比較

高耐候性

従来のフッ素・シリコン塗料をしのぐ高い耐候性を実現

高耐候性のグラフ

屋根は紫外線や雨などの過酷な環境に暴されている分、外壁以上に劣化しやすい箇所です。
だからこそ、劣化に強く、高い耐候性を持つ高グレードの塗料を使用することが重要です。

※あくまで試験環境下にもとづく推測値であり、耐候性を保証するものではありません。
実際の自然暴露環境下では、下地の状態、施工方法、気象条件により耐候性は異なる場合があります。

高耐候性のメカニズム

高耐候性のメカニズムの図

従来の塗料に含まれる顔料の主成分「酸化チタン」は、紫外線により「ラジカル」と呼ばれる劣化因子を発生させ塗膜の樹脂を破壊・劣化させてしまいます。
スーパーシャネツサーモF/Siは、ラジカルの発生を抑制する「ラジカル制御技術」を採用しています。ラジカルが発生しにくく、また、ラジカルが発生した場合もシールド層がラジカルの放出を防ぐため、劣化を抑えます。

変色・退色しにくい

塗り替え後の美しい色彩を長期間維持

■変退色防止性比較試験

変退色防止性比較試験の図1
変退色防止性比較試験の図2

一般的な遮熱顔料は有機顔料を混色して色を作っており、この有機顔料が紫外線により破壊されることにより屋根色が変色・退色してしまいます。
スーパーシャネツサーモF/Siは紫外線の影響を受けにくい「チタン複合特殊無機顔料(特殊無機顔料)」を使用しているため、屋根色の変化が起こりにくく、塗り替え後の美しい色彩を長期間維持します。

変退色防止性比較試験においても、従来の「黒色系遮熱顔料」を使用している遮熱塗料と比較し、変色・退色のリスクが大幅に低減していることが実証されています。