色の最終決定の前にチェック!

イメージ通りに
仕上げるポイント

色は、その面積や配置、
また天候や時間帯によって見え方が変化します。
建物の仕上がりを想像して
色選びを考えてみましょう。
ポイント1
色は面積で見え方が変わる
色は小さな面積と大きな面積では見え方が異なります(面積効果)。
例えば、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じるでしょう。
イメージ通りの仕上がりにするには、
面積による色の見え方の変化も考慮して色を選ぶことをおすすめします。
小さい見本でうすく感じるピンクも
全体では色味を強く感じます。
ポイント2
色は天候や時間帯で
見え方が変わる
色の見え方を左右する太陽光の量は 天候(晴れ・曇り)、
時間帯(朝・昼・夕)などで異なります。
イメージ通りの仕上がりにするには、
天候・時間帯による色の見え方の変化も考慮して色を選ぶことをおすすめします。
ポイント3
配色のバランスで
見え方が変わる
2色以上で塗り分ける際には、建物と配色のバランスに細心の注意を払うようにしましょう。
例えば、建物を上下に二分割して塗分ける場合は、
色の配置によって建物のイメージが大きく異なります。
上部に紺色を配置した場合
上部に濃色を配置すると、重心が上がるため
動きのある個性的な仕上がりになります。
下部に紺色を配置した場合
下部に濃色を配置すると、重心が下がるため
安定感のある落ち着いた仕上がりになります。
ポイント4
仕上がりの質感で
見え方が変わる
塗料には、艶有・五分艶・三分艶・艶消しなどの異なる艶感のラインナップがあります。
艶の違いによって、仕上がりは大きく異なるため、
色選びの際には光沢感のある仕上がりが良い、
落ち着きのある仕上がりが良いなどの観点で艶についても加味して色を決めましょう。
艶あり塗料
新築のような光沢のある
外観となります。
5分艶
3分艶
控えめな艶感で
高級感のある印象となります。
艶消
落ち着いたナチュラルな
外観となります。