代表挨拶

前職でアステックペイントという塗料に出会い、その機能性と成長性に興味を抱きました。オーストラリア本社を訪問した際、マーク･ウォーターズ社長の考え方に惚れ込み、アステックペイントの防水塗料「ECシリーズ」の日本での発売を決意しました。この塗料が「日本の建物の寿命を延ばすこと」に貢献できると確信したからです。

2000年に当社はアステックペイントの日本総代理店としてスタートし、その後、日本国内に開発部門、製造工場を立ち上げ、自社での塗料開発・製造に着手してまいりました。現在では約90種類の塗料を製造・販売しています。

塗料は、建物に美しさを与えるだけではありません。建物の寿命を延ばし、その価値を長期にわたって守り続ける力を秘めています。私たちは、この塗料の持つ可能性から「お家の寿命を塗り替える」というコンセプトを掲げました。

皆様の大切な資産である建物を、アステックペイントの高品質・高機能な塗料でお守りすることが、私たちの使命です。多機能で耐候性に優れた塗料を提供することで、建物のライフサイクルコストを最適化し、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。

当社は塗料業界において、これまでの常識を覆す革新的な取り組みを続けています。

業界で初めて導入した "施工品質に優れた塗装店"のみに塗料を販売する「直販体制」は、高品質な施工を保証するとともに、中間マージンを削減することで低価格で高性能な塗料の提供を可能にし、施主の皆様の満足度を高めることに成功しました。

さらに、住宅塗装専門のフランチャイズ組織「プロタイムズ」を立ち上げ、塗装会社様のビジネス成長も多角的にサポートしています。

そして、自社で現場管理の生産性を向上させるITツールを開発するなど、常にイノベーションを起こし続けています。

当社は、自社のDX推進にも積極的に取り組んでいます。50名以上のIT人材を抱えるDX本部を組織し、デジタルマーケティング、情報システム、アプリ開発、全社員への生成AI環境の構築をはじめとする様々な施策により、業務効率化を超えた戦略的なデジタル活用を実現しています。

これにより、パートナーである塗装会社様へのサポートの質を高め、社内業務のスピードとクオリティを飛躍的に向上させています。

DXの力で、私たちは塗料業界のイノベーションをさらに加速させ、施主の皆様により高い価値を提供してまいります。

2030年までに当社の塗料をお取り扱いいただく塗装会社を5,000社に増やし、建築塗料分野におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立することを目指しています。そして、塗装業界が直面する課題解決に真摯に取り組み、業界全体の発展に貢献してまいります。

塗装会社様のあらゆるニーズに応えるために、塗料メーカーの枠を超えた存在になること。それが、アステックペイントの目指す姿です。私たちは、パートナーである塗装会社様とともに、施主の皆様の建物の美しさと価値を守る塗装業界の未来を切り拓いていきます。

施主の皆様におかれましては、建物の未来を託すパートナーとして、アステックペイントをぜひご検討ください。私たちは、皆様の大切な資産に寄り添い、その価値を守り続けてまいります。

引き続き、皆様のご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。