みんなの塗装講座
2021.12.15 公開
外壁塗装ってなぜ必要なの?住宅塗装の役割と時期について解説!

「公式みんなの塗装講座」はお住まいの壁の塗り替え「塗装」にポイントを置いて様々な情報をお伝えする情報番組です。
ナビゲーターにタレントの中上真亜子さんをお招きし、塗装に関する知識を一緒に学んでいきます。

 

記念すべき第1回目のテーマは「住宅塗装の役割と時期」について。

お住まいの屋根や外壁に「塗料」を塗り、美しくよみがえらせることができる「塗装工事」。みなさまは、なぜ塗装工事を行う必要があるのか、塗装の役割をご存じでしょうか?今回は、「外壁塗装ってなぜ必要なの?」「新築から何年経過したら塗装すれば良いの?」そんな疑問について楽しく学んでいきましょう。

住宅塗装はなぜ必要?

住宅の塗装における役割は、大きく2つあります。「美観の維持」と「建物の保護」です。「美観の維持」とは、壁に汚れやカビなどがなく、きれいな状態をずっと保ち続けることです。

一生に一度の大きな買い物であるお住まいを、ずっとキレイに保ち続けるために「塗装」する必要があります。

そして、塗装の役割2つ目「建物の保護」。この「建物の保護」が非常に重要な役割となります!
実は、建物は建築されたその瞬間から日々様々なダメージを受け続けています。例えば、太陽光(紫外線や近赤外線)、雨水、海が近い地域であれば潮風、そして雪などです。

建物は、これらの劣化要因に、常にさらされ続けているのです。たとえ1回1回の影響は少なくても、日々受け続けるとダメージが蓄積し、年数を重ねるごとに塗装表面が劣化していきます。塗装はそのような劣化要因から建物を長期間保護する役割を果たしています。

 

ナビゲーター 中上真亜子(以下:中上):一番最初家の中にいる私たちを、風・雨・日差しから守ってくれているのか、壁なんですね!

アステックペイント 技術開発本部 部長 谷口智弘(以下:谷口):台風のような強風が吹くと、海風がきます。海風は塩分を運んできます。そういったものからも守ってくれているんです。

塗装工事=人の化粧と同じ

ところで、塗装の役割は何かに似ていると思いませんか?ズバリ!人の「お化粧」と同じなんです!

化粧が肌を美しく見せ、紫外線から肌を守るために欠かせないのと同じように、塗装は、外観を美しく見せ、劣化要因から、家を守り続ける役割を果たしています。塗装工事は、住まいにとって不可欠な工事なんです。

 

中上:私もお化粧は大好きなので、納得しました。

谷口:中上さんは、夏は外出されるときに何か塗られませんか?

中上:日焼け止めですね!夏だけではなくて、年中塗っています。

谷口:日焼け止めも塗装と役割は同じですね。

中上:なるほど!女性によって化粧は良く見せるためでなく、肌の保護にもなっている、つまり、塗装工事は壁の保護にもなっているということなんですね。
そう考えると身近で共感できます!

どんな劣化の時に塗装すれば良い?(外壁編)

ずばり、外壁や屋根に次のような症状がみられる方は塗装を検討することをおススメします。

外壁や屋内であれば
〇色褪せしている
〇チョーキングしている
〇カビ(苔藻)が生えている
〇雨が降った後に濡れ跡なって目立つ
〇塗膜表面がひび割れている
〇シーリングがひび割れている
〇塗膜がはがれている
〇雨漏りしている

などの症状はお住まいにありませんか?ぜひセルフチェックしてみましょう。

 

中上:ひび割れ・雨漏りは塗り替え時とわかるんですが「チョーキング」はなんでしょう?

谷口:壁を触ると手に粉状のものが付きますよね?それです!

中上:私、色んな壁を触りながら登下校していたんですが、かなり粉がついていました。

谷口:それは劣化が始まっている、というサインだったんです。

中上:なぜ「ひび割れ」って起きるんですか?

谷口:紫外線を浴び続けると、壁が劣化して徐々に固くなってくるんです。それでひび割れに繋がるんです。

中上:「シーリング」ってなんですか?

谷口:壁と壁の隙間にゴムみたいな柔らかい素材がありますよね?あれがシーリングです。

中上:「シーリング」にひび割れがあると塗装のタイミングなんですね!チェックしていったら、なにかしら症状がありそうです。

谷口:これらの症状があったら塗装したほうが良い、という目安になるので、チェックが必要です。

どんな劣化の時に塗装すれば良い?(屋根編)

普段目にする機会が少なく、傷んだ症状や見た目など、どちらかというと気にされる方が少ない屋根。

お住まいの屋根が、どんな状態になっているかご存じですか?

〇色褪せしている
〇カビ(苔藻)が生えている
〇屋根材がひび割れしている
〇板金が錆びている

このような症状がある場合、塗装を検討する必要があります。

 

中上:屋根は上にあるので、どうなっているか分からないですよね。

谷口:屋根は思ったより傷みが早いんですね。外壁よりも太陽に近い、かつ見えないから気づきにくいんです。

中上:日差しをたくさん浴びているから劣化しやすいんですね。

塗装が必要になる築年数

これまで説明したように、お住まいの塗装工事は、建物を長持ちさせるために必要不可欠なもの、と言えます。

それでは質問です!新築でお住まいを建ててから何年経ったら「塗装工事」をしたほうが良いでしょうか?

答えは、「10年以上」!

新築でお住まいを建ててから「10年」経過した建物にお住まいの方は、塗装を検討する時期に来ています。

では、なぜ「10年」という年数なのでしょうか?それは、新築時に塗装された塗料が劣化し始める時期だからです。

傷みが進んでから工事をするよりも、まだ劣化が軽いうちに、塗装を検討する必要があるのです。

そして最後に!塗り替えのタイミングは、ご自身でも見極めることはできます。しかし、正確に塗装の重要性を確かめるためには、専門の塗装会社に依頼する方が正確です。
まずは、ご自身でお住まいを一周して、現状を確認してみましょう。そして、劣化が気になる方、塗装したほうが良いか迷った方は、専門の業者に診てもらいましょう。

 

谷口:塗装されているグレード・地域差によって変わりますが、劣化が始まる時期はデータが出ていて、大体10年くらい経過すると目立ってくるんです。だからなるべく早く塗装したほうが良いのです。

中上:手遅れになる前に!ということなんですね。今日の講座では、思ったよりも早い期間で塗装しないといけない、ということを理解できました。

谷口:自分のように考えていただくと、壁・家の気持ちも分かるようになります。

中上:谷口さん、ありがとうございました。

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