みんなの塗装講座
2022.10.03 公開
【暑い夏の味方】遮熱塗料の驚きの効果を体験

お住まいの壁の塗り替え「塗装」にポイントを置いて様々な情報をお伝えする「公式みんなの塗装講座」。

今回は「遮熱塗料の驚きの効果を体験」というテーマでお送りします。近年、お住まいの暑さ対策として注目を集める遮熱塗料ですが、「本当に効果があるのか」「具体的にどんな塗料なのか」、疑問に思う方は多いです。

そこで今回は、アステックペイントの工場で「遮熱塗料」を体験いただきました。

塗料の役割とは?

アステックペイント 技術開発本部 部長 谷口智弘(以下:谷口):塗料の役割にはどんなものがあったか、覚えていますか?

① 家を「保護」する
② 家の「美観」を維持する
③ 家に「機能」を持たせる

家に「機能」を与えるのが塗料なのですが、塗料は種類によって特徴が様々あります。たとえば長持ちする塗料、汚れがつきにくい塗料など、たくさんあるんです。

ナビゲーター 中上真亜子(以下:中上):目的によって塗料の種類も選べるということですね。

谷口:塗料の種類は何種類くらいあるか、分かりますか?なんと数千種類以上あると言われているんです。

中上:塗り替えする目的や、効果・効能も塗料ごとに違ってくるんですね。この数千種類の中に「遮熱塗料」があるんですね。

谷口:そうです!今回は多くの塗料の中から「遮熱塗料」に絞って詳しくご紹介していきます。

 

遮熱塗料のメカニズム

通常の塗料は太陽光を吸収しますが、遮熱塗料は遮熱顔料の採用により塗膜表面にあたる太陽光を反射させます。
太陽光を反射することで、塗膜表面の温度上昇を抑え、室内温度を抑えることができるのです。

谷口:想像して頂きたいのですが、戸建てのお住まいの屋根の色って何色か想像つきますか?

中上:瓦なので黒っぽいイメージがあります。

谷口:そうですね。比較的、日本の戸建住宅は黒っぽい屋根が多いのですが、黒っぽいということは熱を吸収しやすいんです。つまり、暑くなりやすいということなんです。

実はアステックペイントは日本全国塗料メーカーの遮熱塗料の分野で「3年連続シェアNo.1」を獲得しています。
※ペイント&コーティングジャーナル第3435号「屋根用・遮熱塗料特集」より

 

弊社は、以前から遮熱塗料に注目していまして、年々夏の暑さが増してきている中で、いち早く対策をするために遮熱塗料の分野にずっと力を入れてきたんです。

そんなアステックペイントの遮熱塗料の中でも、イチオシの塗料が「スーパーシャネツサーモ(屋根用)」と「超低汚染リファイン(外壁用・屋根用)」です。今回は、実際に遮熱塗料の効果・効能について実験をしていきましょう。

 

遮熱塗料を体験

谷口:日本で一番使われている屋根材であるカラーベストを用意しました。左側が一般的な普通の塗料、右側が遮熱塗料のスーパーシャネツサーモを塗っています。

中上:見た感じでは、違いは分からないですね。

谷口:通常時では表面の温度差はほぼありませんが、この状態からランプの光を当てて、温度がどのくらい変わるのか?見ていきましょう。

~10分後~

谷口:ランプをつけて10分経過しました。表面温度の変化を見ていきましょう。

中上:一般的な塗料の方は62.3℃まで上がっています!
遮熱塗料は、46.7℃。全然違いますね!

谷口:10分の照射ですが、15℃程度違います。サーモグラフィーで見ると全然違うのがわかります。

 

中上:一般的な塗料は真ん中が真っ赤ですが、遮熱塗料の方は赤いところがほとんどないですね。サーモグラフィーで見ると全然違いますね。

谷口:実際に板の表面を触ってみてください。

中上:全然違います!一般的な塗料の方は、すぐ「アチッ!」って手を離してしまうような熱さですが、遮熱塗料(スーパーシャネツサーモ)は、温かいけど手を置いておけるくらいです。こんなに変わるんですね。

谷口:一般の戸建て住宅の場合、屋根裏の空間があり、部屋がありますが、この屋根裏が暑くなってしまいます。熱の溜まりができてしまうんです。

中上:遮熱塗料を塗ると、屋根裏が暑くなりにくく、結果として部屋がそこまで暑くならない、ということなんですね。

まとめ

中上:今回の実験で、一般的な塗料と遮熱塗料とで思ったよりも温度差が出てびっくりしました。
夏は猛暑日がずっと続いてエアコンが効きにくいとか、部屋が暑くなりますよね。遮熱塗料を塗った家なら、より部屋が暑くなりにくいですし、結果的にエアコンが効きやすいですし、省エネにもつながるということなんですね。

谷口さん、今日もありがとうございました。

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