
【公式】外壁塗装の色選び|カラーシミュレーションの活用法を色の専門家が伝授!【アステックペイント】

お住まいの外壁の塗り替え「塗装」にポイントを置いて様々な情報をお伝えする「公式みんなの塗装講座」。
外壁・屋根塗装をする際、悩むポイントのひとつに「色選び」があります。
「おしゃれな配色って?」「色を選ぶ基準は?」「1色と2色どっちがいい?」など、色の組み合わせは無限大ですので、すぐに決めることができずに迷ってしまう方は多くいらっしゃいます。
今回は「色」で迷ったときに比較・検討しやすくするツール「カラーシミュレーション」についておすすめの活用法を、色の専門家の先生をお招きして詳しく解説しています。
イメージの仮想体験「カラーシミュレーション」
ナビゲーター 中上真亜子(以下:中上):外壁塗装の色選びって、色のサンプルを見るだけでは心配だったり不安だったりしますし、実際に家に色を塗ってもらって見比べられたらなと思うんです。
カラーコンサルタント 長和洋(以下:長):さすがに実際に塗るわけではないですが、仮想体験ならできますよ!
中上:仮想体験できるんですか?
長:「カラーシミュレーション」という方法なのですが、お住まいの写真やCG 画像を使用して塗り替え後の色のイメージを作成するものです。
中上:実際の自分の家の形で色のバリーションを変えて見られるのが、とてもイメージしやすいですね。
長:洋服を試着するように、お家も「試着」をするようなイメージです。
「カラーシミュレーション」でできることは?
長:カラーシミュレーションでは、壁一面を単色(1 色)で色の印象の違いを見比べられるのはもちろんですが、外壁をツートン(2 色)にすることで色の組み合わせを見比べることも可能です。
中上:個性的な塗装したいときにも便利ですね!
長:せっかく塗り替えるならチャレンジしたいですよね。
中上:色の組み合わせがツートンでだと塗り替え後のイメージが想像できない!なんて方も多いですよね。
長:色の変化を見ることで、「より仕上がりに近いイメージで色を検討できる」と同時に「複数のカラーパターンを並べて比較する」こともできます。
中上:業者さんと一緒に確認できるから、イメージの認識違いも少なくなりそうですね!
長:検討方法としてモニターで一緒に確認したり、紙にプリントアウトしてもらえる場合もあります。業者さんに「カラーシミュレーションは可能ですか?」と尋ねてみてください。
実際に「カラーシミュレーション」を体験してみよう
長:では、実際にカラーシミュレーションを体験してみましょう!
中上:こんな感じで出てくるんですね。
中上:これはよく見ることがある淡い色ですね!色見本で見ると少しの差に感じましたが、実際の外壁のイメージで見てみるとかなり印象が変わりますね。
長:こちらはクールホワイトという色で清潔感のあるソフトな白です。次は濃い色も見てみましょう。
中上:うわ!スタイリッシュだけど一般のお家ではないのかな!?という気もするような(笑)
長:何者か感がありますね。
長:こうやって並べてみると、色が違うだけでずいぶん印象が変わってきます。
中上:全然違いますね!
外壁と屋根の組み合わせを比較してみよう
長:次は外壁と屋根の組み合わせを考えてみましょう!
中上:外壁が同じ色でも屋根の色が変わるだけで全然印象が変わりますね!
でも組み合わせが難しく感じますが、屋根と外壁の組み合わせを決める時のコツがあったら知りたいです!
長:屋根と壁の色の系統を合わせるということが、調和感を出せるコツだと思います。
中上:系統を合わせる?例えば何がありますか?
長:茶系と茶系、青系と青系のようなものですね。
中上:同じ色の系統の濃淡などで組み合わせると間違いないということですね。
理想の色を「カラーシミュレーション」で作ってみよう
長:中上さんの理想の家の色をつくってみましょう!
中上:やってみたいです!壁は何色がいいかな。ホワイトリリィにしてみます!
中上:これホワイトリリィ?思ったのと違ったので変えてみます!
セラドングリーンにしてみます。
中上:カフェみたいな感じになりますね。
濃い色にもしてみようかな?アイアンバーグにしてみます!
中上:わあ!近所にこんなお家があったら、そのお家を目印に自分の家の場所を説明するようなお家ですね。
長:ランドマークのような存在感ですね。
中上:次は屋根をしてみます。屋根は薄くクレタグレーにしてみます。
中上:こうやっていくつもカラーシミュレーションで試してみるのもいいですよね。
長:偶然この色いい!と出会うこともあります。
中上:カラーシミュレーションがなかったら絶対に塗り替えなかったという色もありますよね。
長:出会えなかった色にも出会えるわけです。
色の専門家から「色」の合わせ方のアドバイス!
中上:2種類ほど試させてもらいましたが、先生からの王道やアドバイスはありますか?
長:例えば、クールホワイトな外壁の色はどうでしょう。
中上:明るくていいですね!
長:屋根もクレタグレーでワントーンコーデのような印象ですね。
ここまで洗練された印象が窮屈な方は、屋根をバーガンディに変えてみてください。
中上:いいですね!
長:やわらかい雰囲気なので、日本人が好きそうな色味です。
最後に
長:今回はカラーシミュレーションについて解説していきましたがいかがでしたか?
中上:カラーシミュレーションを使うことで、かなり色のイメージがしやすかったです!
色がころころと変化していくのを見ているだけでも楽しかったです!
長:最後に一つだけ注意点なのですが、カラーシミュレーションは塗り替え後のお家の色をイメージをしやすくするツールです。
仕上がりの色とまったく同じというわけではないことを理解してください。
中上:あくまでイメージの比較だったり、確認用ということですね!
長:提案時のモニターの明るさや、印刷の色によって色の見え方が異なる場合があります。カラーシミュレーション = 仕上がりの色と考えず、あくまで色のイメージ確認の方法の一つとして使用するという認識を持っておきましょう。
中上:現物(色見本)も見ながらシミュレーションしていくことが大切なんですね!
それではまた、次回の塗装講座をお楽しみに!ありがとうございました!
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